二 十 八 宿 の 命 運(牛尾流=生月から見た宿曜経)

 宿曜とは28宿・12宮・七曜・九曜の総称です。28宿の対象の資料は中国の星宿・インドのナクシャトラ・アラブクマナージル、等の三説があるだけです。
インドの宿曜説の中でも特に完成度の高いものは、「文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経」で、西暦759年頃、不空三蔵の中国訳のものがある。インドと中国の暦法との融和を計ったのが不空の弟子楊景風ある。さて、二十八宿説は古代の諸国に於いても広く行われて居たが何れも断片的で、上記宿曜経の日本では解説書は江戸、明治、大正時代に多く出版されており。比較的理解しやすいものとしては、江戸の覚勝の27宿傍通暦・明治の中期に虚空庵立命の28宿秘密奥義伝・昭和16年の出判、森田龍僊の密教占星法・・等があげられます。西洋の星占いは天道を12分割したものですが、東洋の星占いは黄道(太陽の通る道)12分割したものです。印度が28宿説が主流だが、中国は27宿が主流です。
 印度の(中国は27宿?)28宿を東西南北に配当する方法は以下の通りです。


青龍

 北
玄武

 西
白虎

 南
朱雀

※この星宿を月に配するには、その月の満月(望)の宿となる星宿を算出して、12ケ月に配当し、次の様になります。(旧暦の月の15日がこの宿の順序になります)

一月

二月

三月

四月

五月

六月

七月

八月







翼月

角月

心月

箕月

女月

室月

婁月





 本来は上記のようにして二十七宿を配当し算出していましたが、我が国日本の暦は、推古帝12年の元嘉暦に始まり、儀鳳暦・大衍暦・五紀暦、宣明暦・・日本の貞亨暦・宝暦暦・寛政暦・天保暦となりて現行の太陽暦と対照されています。
 又、日に配当すると一月一日が虚・二日が危・三日室・四日は壁・六日を婁・七日を胃・・・として順番に数えて行けば、二月一日が室・三月一日が奎・四月一日が胃・五月一日が畢・六月一日が参・七月一日が鬼・八月一日が星・九月一日が翼・十月一日が角・十一月一日が氏・十二月一日が心、と定めて行ったようです。各月での日の配置は、日本では旧暦の日の配置同様で、一日を始点とする順繰りです。(例、二月一日が室、二日が壁、三日が奎、四日が婁・・となります。日本では江戸時代の覚勝が「27宿傍通暦」にて苦心惨憺し暦をつくり、各人の生年月日の生日に星宿を配当する方法等を考案していますので貴重な文献です(それまでは、宿曜盤を使用)。旧暦にて、生年月日の生日に配当した宿を各人の本命星とするのが、傍通暦であり、密経の占星術で、27宿が主流なのです
 さて、28星宿は年宿である牛宿を略すれば27宿となると説明するのか宿曜経で、日宿直所生品に星宿の性質を分類し7種とし、此れに年宿の牛宿を略すと27宿となると説明する。他方では、通常牛宿は大吉祥だから省くとしながら、この宿は1ケ月間、何時も正午あるので各星宿に共通しているので省くと説明するのです。その他、宿曜経は27宿だけでなく十二宮や七曜も説明している。七曜道日暦品に 太陽(日)・大陰(月)・p惑(火)・辰星(水)・歳星(木)・太白(金)・鎮星(土)、としての七曜等の記述がそれです。
つまり、宿曜経とは 27(28)宿    12宮   7曜星・・等を説明するお経なのであります。

  宿曜経「文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時善悪宿曜経」日宿直所生品の七種とは
@ 安重宿(畢・翼・斗・壁)
この宿に生るる人は、法安・重威・粛清・福徳・大名聞あるべし。
A 和善宿(觜・角・房・奎)
この宿に生るる人は、温良・聡明にして典教を愛すべし。
B 毒害宿(参・柳・心・尾)
この宿に生るる人は。惨毒剛猛悪性なるべし。
C急速宿(鬼・軫・胃・婁)
この宿に生るる人は、剛猛・捷疾にて筋力あるべし。
D 猛悪宿(星・張・箕・室)
この宿に生るる人は、凶害にして猛殺なるべし。出家して沙門になるべし。
E軽蹂宿(井・亢・女・虚・危)
この宿に生るる人は、澆薄なるべし。然らざれば質直平穏なり。
F剛柔宿(昴・氏)
この宿に生るる人は、寛柔にして、而して猛し。君子の人流なり。

吉祥宿(牛宿) (番外にて、経典の説明は無し)
この宿に生れば、大吉祥にて一生大安楽なるべし。
・・・と説明する。

 次に黄道を12分割した黄道の12宮を説明すると。(節と月日は陽暦)

白羊宮(春分・清明・穀雨 3月21日〜4月19日頃迄)婁宿・胃宿・房宿1/3宿曜経に云う。景行の事を主る。此の宮に生るるものは福徳多く、寿長く、又能く忍辱するに合す。厨膳の任を掌るに合す。・・・・・・・南・東 北緯6度19分〜北緯11度30分・土星の支配・地のグループ

金牛宮(穀雨・立夏・小満 4月20日〜5月19日頃迄)房宿2/3・畢宿・觜宿1/2
宿曜経に云う。四足蓄牧の事を主る。若し人生れて此の宮に属するものは、福徳あり、親友定まり、長寿にして人の貴敬を得るに合す。馬厩の任を掌るに合す。
・・・東 北緯16度40分〜北緯20度20分・金星の支配・地のグループ

双女宮(小満・芒種・夏至 5月20日〜6月20日頃迄)觜宿1/2・参宿・井宿2/3
宿曜経に云う。子孫を胎妊する事を主る。若し人生れて此の宮に属するものは、妻妾多く、人に愛敬を得るに合す、戸鑰(こやく)の任を掌るに合す。・・・・・東 北緯22度36分〜北緯23度30分・木星の支配・風のグループ

巨蟹宮(夏至・小暑・大暑 6月21日〜7月21日頃迄)井宿1/3・鬼宿・柳宿
宿曜経に云う。官府の舌の事を主る。若し人生まれて此の宮に属するものは、悪性、偽誑、聡明にして短命なるに合す。刑獄訟の任を掌るに合す。・・・・・・北北緯22度46分〜北緯20度12分・月の支配・水のグループ

獅子宮(大暑・立秋・処暑 7月22日〜8月21日頃迄)星宿・張宿・翼宿1/3
宿曜経に云う。財を得る事を主る。若し人生れて此の宮に属するものは、精神定まり、富貴孝順なるべし、軍旅の任を掌握するに合す。・・・・・・・北 北緯16度40分〜北緯11度30分・太陽の支配・火のグループ

処女宮(寒露・白露・秋分 8月22日〜9月22日頃迄)翼宿2/3・軫宿・角宿1/2
宿曜経に云う。妻妾婦人の事を主る。若し人生れて此の宮に属するものは、心腹を得難く、男女多く、銭財定まり、高識なるべし。故に宮房を掌るに合す。・・・・・北緯6度19分〜南緯6度19分・水星の支配・地のグループ

天秤宮(秋分・寒露・霜降 9月23日〜10月22日頃迄)角宿1/2・亢宿・氏宿2/3
宿曜経に云う。宝庫の事を主る。若し人生れて此の宮に属するものは、心直く、平成に信敬し、多財なるべし。庫蔵を掌るに合す。・・・・・南緯6度19分〜北緯11度30分・金星の支配・風のグループ

天蠍宮(霜降・立冬・小雪 10月23日〜11月21日頃迄)氏宿1/3・房宿・心宿
宿曜経に云う。多病剋禁分の事を主る。若し人生れて此の宿に属するものは、病多く薄相にして妬忌を事とすべし。病患の任を掌るに合す。・・・・・南緯16度40分〜南緯23度30分・水星の支配受けた火星・水のグループ

人馬宮(小雪・大雪・冬至 11月22日〜12月20頃迄)尾宿・箕宿・斗宿1/2
宿曜経に云う。喜慶あり、財を得るの事を主る。若し人生れて此の宮に属するものは、計策多く、心謀たるべし。将相の任を掌るに合す。・・・・南緯22度46分〜南緯23度30分・木星の支配・火のグループ

摩蠍宮(冬至・小寒・大寒 12月21日〜1月19日頃迄)斗宿1/2・牛宿・女宿
宿曜経に云う。闘争の事を主る。若し人生れて此の宮に属するものは、心荒く、五逆不敬の妻に合す。刑殺の任を掌るに合す。・・・・南緯22度46分〜南緯20度12分・土星の支配・地のグループ・暗く謎めいた星

宝瓶宮(大寒・立寒・雨水 1月20日〜2月18日頃迄)虚宿・危宿・室宿1/2
宿曜経に云う。勝強の事を主る。若し人生れて此の宮に属するものは、好んで忠信を行い学問定まり、富饒なるべし。学館の任を掌るに合す。・・・・南緯20度12分〜南緯11度30分・土星と天王星の支配・風のクループ

双魚宮(雨水・啓蟄・春分 2月19日〜3月20日頃迄)室宿1/2・壁宿・奎宿
宿曜経に云う。官を加え、職を受くるの事を主る。若し人生れて此の宮に属するものは、職相となりて失脱なく、学問富貴忠直なるあり。吏相任を掌るに合す。
・・・と。南緯6度19〜北緯6度19分・木星と海王星の支配・水のグループ

12宮

日・月

星宿

女・地 土星
摩蠍宮
(麻羯・山羊座)

12月21日〜12月31迄

(1)斗宿

1月1日〜1月14迄

(2)牛宿

1月14日〜1月19迄

(3)女宿

男・風 土星
宝瓶宮
(水瓶座)

1月20日〜2月1迄

(4)虚宿

2月2日〜2月14迄

(5)危宿

2月15日〜2月18迄

(6)室宿

女・水 木星
双魚宮
(魚座)

2月19日〜2月26迄

2月27日〜3月9迄

(7)壁宿

3月10日〜3月20迄

(8)奎宿

男・火 火星
白羊宮
(牡羊座)

3月21日〜3月31迄

(9)婁宿

4月1日〜4月15迄

(10)胃宿

4月16日〜4月19迄

(11)昴宿

女・地 金星
金牛宮
(牡牛座)

4月20日〜4月30迄

5月1日〜5月13迄

(12)畢宿

5月14日〜5月19迄

(13)觜宿

男・風 水星
双女宮
(夫婦/双子座)

5月20日〜5月24迄

5月25日〜6月8迄

(14)参宿

6月9日〜6月20迄

(15)井宿

 下記表は、牛尾流にて、各人の生年月日を配当する表です。牛尾流は月を基準として西洋の12星座に似た出し方です。牛尾流は各人の生月を本命星としておりますが、傍通暦は生日を本命星する点が違い点です
12宮とは黄道(太陽が1年間に天球を運行する軌道)12に分割したものですが、二十八宿は月の運行する軌道を白道と云い。その白道を28に区分したもので、闇夜を朔と云い、満月を望と呼び、27日と数時間で天球を一周しています。印度の宿曜経では昴宿を起点として、27宿を使用し、中国では角宿を起点として28宿を使用しており、何れも時計回りとは逆の左回りとなっています。牛尾流では斗宿を起点とした28宿を使用して左回りとしています。
 
牛尾流にて各人の生年月日を配当して見ましょう。
例@、
昭和15年8月27日の生れなら、8月27日に注目し上記表にて8月27日を含む個所を見ると、処女宮
8月22日〜8月30迄となり、その右側に翼宿となります。処女宮と獅子宮の影響化にも有ります。  又、安重宿に属し、法安・重威・粛正・福徳・大名聞あるべしとなり、処女宮にては、妻妾婦人の事を主り、男女(子供)多く、銭財定まり、高識で、職業は宮房を掌る任が適職としている。獅子宮は財を得る事を主る。若し人生れて此の宮に属するものは、精神定まり、富貴孝順なるべし、軍旅の任を掌握するに合す・・と。又、地と火のグループに属し太陽と水星の影響化に生れています。
とにかく、昭和15年8月27日生れの人は、成長するもの全てを愛し、論理的な思想家となる要素が有ります。又・翼宿の翼との意味から一旦故郷を出て、精神的放浪を経て少々波乱だが、序々に名声も福徳も備わり安泰となる運勢であるとの占意でもあります。開運は規則正しい生活と秩序が不可欠となります。火〈獅子〉と地〈乙女〉の結合は指導者・教師・医者・自由業・コンサルタント等としての成功する運があり、その説得力は素晴らしいものが有ります。真の自然児で多くの時間を戸外で過ごす事を好み、止も得ず室内で居る時は衣服にこだわり最新の服を着るでしょう。・・・と占えます。

例A
昭和16年1月4日生れ
なら、摩蠍宮1月1日〜1月14迄となり、牛宿となります。
牛宿は先述の通り番外の大吉祥なる宿星ですが、摩蠍宮は闘争の事を主り(攻撃の本能に支えられているとの意)・・、心荒く(気性が強い)、五逆不敬の妻(少々、利己的で非常識、我儘な奥さん)・・と、云った按配だから、逆に職業は横暴を取り締まる刑殺の任(警察官・裁判官)が適職となるが、その凶暴性を中和しているのが牛宿にて、余り人に干渉しません。更に、摩蠍宮の凶性は抑えられ、善なる守備本能と攻撃本能を兼備させています。土星の影響化の地のグループではありますが、太陽の恵みを人一倍受けている星宿で有ります。
 総じて、怒らず、人を助けすぎず、心労から開放されるよう心を充分に制御できれば、この星に敵う人は先ずないでしょう。その為、神は試練として幼年期は波乱を与えますが、その後は1から財を築く運を与え、序々に和気漂う人柄を演出さし、家庭全体の運気と家系全体の運を押し上げ安穏とする運勢を与えると約束された人生であるとの占意となります。開運の鍵は猜疑心や悲観を抑え、聞き上手になることであるとも解説しています。・・・・・と占えると思います。

12宮

日・月

星宿

女・水 月
巨蟹宮
(蟹座)

6月21日〜6月23迄

(15)井宿

6月24日〜7月7迄

(16)鬼宿

7月1日〜7月21迄

(17)柳宿

男・火 太陽
獅子宮
(獅子座)

7月1日〜7月21迄

(18)星宿

8月5日〜8月18迄

(19)張宿

8月18日〜8月21迄

(20)翼宿

女・地 水星
処女宮
(乙女座)

8月22日〜8月30迄

9月1日〜9月14迄

(21)軫宿

9月15日〜9月22迄

(22)角宿

男・風 金星
天秤宮
(天秤座)

9月23日〜9月28迄

9月29日〜10月11迄

(23)亢宿

10月12日〜10月22迄

(24)氏宿

女・水 火星
天蠍宮
(蠍座)

10月23日〜10月27迄

10月28日〜11月8迄

(25)房宿

11月9日〜11月21迄

(26)心宿

男・火 木星
人馬宮
(射手座)

11月22日〜12月4迄

(27)尾宿

12月5日〜12月16迄

(28)箕宿

12月17日〜12月20迄

(1)斗宿

 次に、宿曜経の三九の秘宿について簡略説明すると、三とは、命宿、胎宿、業宿のことで、これ等を先頭にして、九宿ずつ3つのグループに分け、一九の法・二九の法・三九の法とする。
 命とは本命星で、翌日から(牛尾流では翌月から)栄・衰・安・危、成・壊・友・親となり、次が業宿・又、栄・衰・安・危、成・壊・友・親となり、次が胎宿となる。栄・衰・安・危、成・壊・友・親となり、次が命宿となり、左り周りとなります。これが三九の法です。
 命宿とは、その人が生れた日、業宿とは、この世に生れる機縁となりし宿。胎宿とは、機縁が結実し懐妊した宿。にて、業が過去・胎が現在・命が未来を占うとも予想できる。栄宿は繁栄・衰宿は衰耗・安宿は安全・危宿は危険・成宿は達成・壊宿は破壊・友宿は交友・親宿は親交を意味しており、これにて対人関係をも占えるとしています。日や月の吉凶では、以下の様になります。
 
命宿・胎宿 のときは、何事にも、開始には良くない。
業宿 のときは、万事に吉
栄宿 のときは、求職・官職・接見・売買・師に仕える・法事・・等全て吉。
衰宿・壊宿 のときは、旅、売買等は凶。壊宿の時は、敵討ち、仕返しは吉。
安宿 のときは、旅、家屋、家具等の修理によし。祭壇の設営に吉。
危宿 のときは、結婚、集まりに吉。旅、売買は凶。
成宿 のときは、学問、薬の調合に吉。  
友宿・親宿 のときは、交友に吉。

但し、日や月に、日月5惑星(七曜星)が妨害した場合は、吉は凶に、凶は吉となるとしている。次に、七曜が凌犯する期間は「宿曜経撮要」(旧暦)は以下の表です。

正月朔日(室) 土曜 1日〜16日
日曜 17日〜30日
7月朔日(張) 金曜 1日〜3日
土曜 4日〜30日
2月朔日(奎) 月曜 1日〜14日
火曜 15日〜30日
8月朔日(角) 火曜 1日〜27日
3月朔日(胃) 水曜 1日〜12日
木曜 13日〜30日
9月朔日(氏) 木曜 1日〜25日
金曜 26日〜30日
4月朔日(畢) 金曜 1日〜10日
土曜 11日〜30日
10月朔日(心) 土曜 1日〜23日
日曜 24日〜30日
5月朔日(参) 日曜 1日〜8日
月曜 9日〜30日
11月朔日(斗) 火曜 1日〜20日
水曜 21日〜30日
6月朔日(鬼) 火曜 1日〜6日
水曜 7日〜30日
12月朔日(虚) 木曜 1日〜18日
金曜 19日〜30日

又、次のようにも説明する。七曜星生れは、

日曜  叡智あり、容貌端正、親孝行、健康に難あり。
月曜  知略あり、容貌美貌、布施を好む、福徳あり、親孝行。
火曜  勇敢、気性荒く、争い事を好む、強調性に欠ける。
水曜  財運あり、健康に難あり、知恵あり、弁舌巧み。
木曜  気品と貫禄あり、栄達と尊敬あり、資質あり。
金曜  健康、善良、人に愛される。
土曜  誠実と信頼あり、親孝行、友人に恵まれる。・・・等と説明する。

又、宿曜経には5月5日に以下の曜日にあたると、その年は次のようになるとの興味ある話もある。(牛尾流では、月を本命星としますので、七曜は参考程度とします。)

日曜  豊年、安定した穏やかな年、日食、月食、地震、旱魃あり。
月曜  気候不順、農作物に被害、日食、月食、地震、疫病あり。
火曜  世情不安、対立抗争、日食、月食、地震・・等にて、世情騒乱あり。
水曜  気候不順、水害、日食、月食、地震・・等にて、農作物被害あり。
木曜  豊年、安定、日食、月食、地震・・等にて、国の要人に災厄あり。
金曜  世情不安、不慮の事件事故、日食、月食、地震・等にて、土地荒廃あり。
土曜  土木冶水工事盛況、日食、月食、地震・・等にて、民心に動揺あり。・・と。

宿曜経が何故5月5日にこだわるのかは異説が多いが、未だに謎である。(七曜星については、牛尾流では、月の宿星にも影響しますので、天の日月惑星として、一部分は採用しています)
宿曜経の説明は此れ位にして、以上(5頁〜6頁の初め)が牛尾流にて星宿の各人への配当方法と鑑定の仕方ですが、上記表(牛尾流)は従来の宿曜占星盤の月盤を極めて簡略化・簡素化し、西洋風にしたものと御理解下さい。各宮の説明は宿曜経の要旨に基づきて、牛尾流の28宿の解釈説明を参照下さい。
 次に、牛尾流にての28宿の説明をして行きます。参考文献は、宿曜経(大正大蔵経、第21巻 密教部第4 宿曜経上下)の他、雑多な注釈書を参考としたり、最近の書では、川村眞光の「宿曜経」小宮有美子の「宿曜占術」や森田龍僊の「密教占星法」等(何れもを27宿の説明)を参考としたりして、更に、牛尾流にて28宿にアレンジを施したりしていますので御了承下さい。

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