『福島原発事故』

悪化の一途を辿っていたかに見えた原子炉ですが、漸く事態が少しずつ好転して来たみたいですね。
まさしく峠を越えた瞬間ではないかと思います。
まだまだ油断は出来ませんが、現在は、東電の方、日立、東芝の方、自衛隊、特別救助隊等々、盤石の体勢ですので何があっても対処出来るのではないでしょうか?

今後は、炉心溶融の危機というより、広がってしまった放射性物質(ヨウ素やセシウム等の同位体)をどうするか?という事と、とりあえずは問題無いけど、中長期的な人体への影響や、土壌、地下水の汚染対策等にウエイトが移って行くものと思われます。
とりあえず、最悪の時期は脱しました。(03/21 追記)

1・2号機は通電可能に 福島第一原発、ケーブル接続
この時期だからこそ我々に出来る事は、萎縮しないで、出来るだけ早い産業の復興を行う事だと思います。
今こそ、転んでもタダでは起きない、何かを掴んで立ち上がる。
浪花?のど根性が試される時なのでは?

「チェルノブイリ事故の後でさえ、発電所のすぐ周辺に住んでいた人たちを除くと、集団レベルでは健康に深刻な悪影響はあったが、個人へのリスクは極めて低いものだった。たとえチェルノブイリ事故と同規模の炉心熔融が起こっても、発電所のごく近辺を除く地域に住む人々への影響は小さいだろうと考えている」(Smith氏)

原発事故:一番のリスクはパニック状態に陥ること

だそうです。
この火急の時に、チャンスとばかりに「ミセス・ワタナベ狩り」を行う禿鷹ファンドを少しは見習って欲しいです。
各国に同情されて喜んで(善意は嬉しいけど)いる場合ではないですね。
なんか逆にすごく勇気づけられました。
東電の方の決死の努力を信じて、我々は自分に出来る事をやるそれだけです。
つまり、サブプレッションプールに穴が空いた可能性は低く、2号機の気密は保たれた侭のようです。
まだ予断は許しませんが、久しぶりに明るいニュースですね。
ただ、状況が状況だけに、東電職員の方の疲労の蓄積が心配です。
東電ドンマイ

東電謝罪、2号機の異常データは単位換算ミス
冷温停止状態に成るのに、冷却装置が正常なら、1.5〜2.5 時間くらいなんだそうです。
海水だとどれくらい掛かるんでしょうか?誰か計算してくれないだろうか?
ただ、冷温停止状態に成っても、使用済み核燃料プールの冷却もまだ出来ないんですよね。
前途は多難そうですが、峠は近いと信じたいです。東電ガンバレ!

燃料棒、溶解回避へ冷却に全力 福島第1原発1~3号機

親松教授の計算によると、数ヶ月から数年かかるみたいです。(23:10 追記)
長丁場ですね...

福島原発の燃料棒はいつまで発熱を続ける?
またもや過熱気味のマスコミに踊らされていたのだろうか?
チェルノブイリのようにはならないって事はわかってていてもどういう事かわからなかったのですが、根本的な部分で違いがあるようです。
これを読んで少し安心しました。

最悪のケース(もう回避された可能性が高い)でも、炉心の爆発は起きないし、真に有害な放射性物質がまき散らされる事もないようです。

以下が既に避けられた最悪のケースです:もし海水が冷却に使えなかったら、オペレーターは圧力上昇を避けるため蒸気を開放し続けます。引き続き三番目の容器は完全に密閉され、コアのメルトダウンが起きても放射性物質を外に出さないようにします。メルトダウンの後、しばらく休止時間をおき中間生成放射性物質を反応炉内で崩壊させ、全ての放射性粒子を容器の内側の表面に付着させます。容器は内部が洗浄されます。そして厄介な作業が始まります: 溶けたコアを容器から取り除き、既に固体に戻った燃料を少しずつ輸送容器につめ、処理場に輸送します。ダメージによりますが、そのブロックは修理されるか廃止となります。

福島原発事故-簡潔で正確な解説
http://bravenewclimate.files.wordpress.com/2011/03/fukushim_explained_japanese_translation.pdf

更に内容は上と同じなのですが、良くわかるすてきな解説が 2ch まとめ板でありました。
2ch は雑音が多いので読みにくいのですが、時々素敵な文章に出会います。
間違ってもリンク先を全部読もうなんて思わない方がいいです。

871:名無しさん@十一周年:2011/03/15(火) 13:59:57.98 ID:k56AJ1jy0

チェルノブイリは素っ裸の炉が臨界状態ヒャッハーで「燃料棒そのもの」が水蒸気爆発で爆散した。 
燃料棒が反応して発生する放射性物質は半減期間がすげえ短いからすぐ無害化するけど 
「燃料棒そのもの」は周知の通り鬼畜極まりない半減期間を誇るのでこれそのものが飛び散ると肩パッドが必要になる。 

福島の場合、現状で漏れ出してるのは半減期間が短い放射性物質だから発生した元素は高いエネルギーで飛び散るが 
これはすぐに無害化するものだし、体内に取り込まず洗浄すれば遺伝子に傷がつくまでのダメージは回避できる(だが作業員は乙)。 
圧力抑制プールが損傷したとして、外に出てくるのは「反応産物」だからモヒカンじゃなくてもまだ生きていける 
つまり、「燃料棒そのもの」が溶けたものが外部に飛び散りさえしなければヒャッハーしなくてもよい。 

問題はメルトダウンして制御棒の制御を外れた「燃料棒そのもの」が一定量溜まって再臨界を引き起こした挙句 
格納容器全体を完全破壊して外界に飛び散るエネルギーを得たらチェルノブイリ乙だということと 
「溶けても再臨界に至る一定量が溜まらない構造」というものの性能が試される羽目になった事例がまだ存在しないことだ。

「チェルノブイリとは違う。住民は冷静に」前川和彦・東大名誉教授 - 2ちゃんねるキャッシュ
かなり不安ですね。
我々に出来る事は、ただ祈るだけ。
最悪でも、チェルノブイリのような事態には成らない。
その言葉を信じたいです。
東電ガンバレ!

東日本大震災:福島第1原発2号機で爆発音 損傷の恐れも
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110315k0000e040004000c.html


※ まだ予断を許さない状況ではありますが希望が少し見えて来ました (9:15 追記)

福島第一原発2号機で水位回復、露出2・8m
圧力容器内に海水を満たして、その後水位レベルは安定し、炉心溶融の危機はとりあえず回避されたようです。
廃炉も決意した苦渋の決断だったようですが、結果的に我国の原子炉の安全性に対する評価は高まったのではないかと思います。
東京電力社員の方の決死の努力の成果だと思いますが、ひとまずご苦労様と言いたいです。

ただ、本来ならトップニュースに成るべきニュースがネットでしか見る事が出来ない(AM 9:00 現在)のは問題なんじゃないだろうか?
ショッキングなシーンを繰り返し流すだけの報道に意味があるとは思えない。
TV放送の役割は既に終わっているのかも知れない。

爆発耐えた圧力容器 多重防護策が機能

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